おうち英語の鉄板!ORTを取り入れるメリットと活用術

Oxcord Reading tree

こんにちは。おうちえいご園の辻めぐみ(@eigohome)です。

今日はおうち英語ママパパに定番、鉄板とも言われている

ORT(Oxford Reading Tree)のお話。

ORT(Oxford Reading Tree) って何?

Oxcord Reading tree

ORT(Oxford Reading Tree)とは

オックスフォード大学出版から出ている

多読絵本シリーズです。

イギリスの小学校の教科書や副読本としても使われている


いわゆる教育的な読本なのですが

「つまらない教科書」のような本ではありません!!

ちゃんとオチのある展開になっていて

面白さがあるので

「英語の勉強」としてではなく

純粋に読書として楽しめるのが人気の理由だと思います。

おうちえいご園辻めぐみ
おうちえいご園辻めぐみ

我が息子は最初ハマってくれず残念でしたが、

1年後に再読したら

これが不思議!!今は息子も娘も


大好きなシリーズの1つとなっています。

レベルを追ってゆっくりと読み進められるのも良いですね。

ORTの動画解説を見る

英語教室や多読教室などで小中学生の英語学習にも使われる教材です。

おうち英語にORTを取り入れるメリット

みんな忙しいと思うので出来るだけシンプルにお話しますね。

(幼児期のケースです)

おうち英語にORTを取り入れるメリット

・CD付きで購入できるので英語音源かけ流しにも使える

・ORTは近隣自治体の図書館に蔵書がある事も!今すぐ調べて!
 (都内だと港区と新宿区が大量蔵書)

本の最後に理解度チェックとなる英文質問がついている。
 (読むと子供が英語で答えてくれる事もある)

・実は…何度も読みたくなる楽しい仕掛けあり! 
 (すべての冊子イラストにメガネが落ちており探して遊べる・毎回謎の同一人物が潜んでいる)

・幼児期だけでなく小学校高学年くらいまで読み続けていける数少ない連続シリーズ

・CD音源に合わせて「音読」の練習も出来る。

おうちえいご園辻めぐみ
おうちえいご園辻めぐみ

今すぐ欲しくなりました??

ORTにはレベル別けがあるので、

お子さんに合うレベルを見極めてから入手してね。

電子無料版で早速チェック!

Oxford Owlサイトより

公式のE-bookサイト【Oxford OWL】から無料でいくつか本を閲覧できますので、内容やレベルのチェックが可能です。(日本ではORTといえばBiff&Chipシリーズだけが人気ですが、その他にもシリーズがありそちらも読めます)

(本の左上にこのマーク↓がついているのがORTシリーズです)

ORTマーク



Oxford OWLは全英語サイトなのと、ちょっとした登録が必要なので

「それはややこしいわ」という方

別のレベル確認方法もあります。

ORTのレベルや対象年齢

ステージ1は文のない絵だけの絵本も2セットあり。とても簡単な文から。

ステージ2は4語文程度の簡単な英語です。

ステージ3
では本格的なセンテンスも登場。ネイティブの話し言葉も。

ステージ4
から新しい単語が頻出。ストーリー性が出て「続き物」の絵本になる。

ステージ5
からは魔法の鍵を中心にファンタジックな冒険ストーリーになっていきます。

ステージはまだまだ上に続きます。

<対象年齢>

こちらは私の主観ですが、幼児に親が読み聞かせるならこのくらい↓のレベル感だと思います。(ひとり読みの場合はまた別)

(あくまでも目安。サンプルの中を見てお子さんの実際の英語レベルに合わせて最終判断をお願いします)

ステージ1~3   3才位から
ステージ4~6   4才位から
ステージ7~9   6才以降

<各本タイトルなど詳細を全部知りたい方>
公式ウェブサイトのパンフレットPDF2021に詳しく載っています。
オックスフォード大学出版の多読本は様々なシリーズがあるので目を回さないようご注意下さい(笑)

1~5才の保護者でしたらORTのメインストーリーシリーズをまず読み進めればOKです。

ORTの使い方・活用・買い方

ORTの使い方はネットブログやSNSに情報がいろいろありますが、

こちらの定番図書を参考にするのがおすすめです。
(図書館にあれば借りて読むでOK)

なんとこの本の中にORTの絵本ページ(一部)と音源CDが含まれているので、お子さんに合うレベルのチェックもできます。カラフルな絵本ページが大きく掲載されていますよ。親向けの本ですが、子供が横から見て「読んで」と言ってくるほどでした。

ORTのことだけでなく、「洋書の多読」と「英語を英語のまま理解して読む」ための知識が得られます。

我が家のORT活用

現在7才と4才半の娘(おうち英語0才スタート)に、ステージ5~6のメインストーリーとMore Storiesを定期的に図書館で借りて読んでいます。ここ1年程の取り組みです。

CD音源は、PCに落としてマイクラウドに入れ、好きな時に聴けるようにしています。

初めて絵本を開く前に、何度か音源だけを聞かせておくこともあります(絵本をみた時の反応が強くなる)

4才娘は、CD音源に合わせて音読もしています。

ORT購入時の注意点

※Amazon等で購入する際は正規品かどうかとCD音源の有無を要確認
※フリマアプリでは中国版韓国版はまだしも「海賊版」が出回っているので注意
※私はいつも図書館利用派。実は購入したことがないのですが直販か書店が安心だと思います。

ORTが苦手だった息子

4才か5才頃、長男に初めてORTを与えたら、

当時の息子はORTの絵本に興味を持ちませんでした。

「あんまり好きじゃない」「読みたくない」「別に聞きたくない(CD)」
とわざわざ言うほどでした。

単に趣味が合わなかっただけなのか
それとも純粋に絵本を楽しむのではなく
「親がやらせたいコト」という雰囲気を感じてしまったのか…

乳幼児期のおうち英語や知育で、私は「子供が嫌がることはしない」「押し付けない」ことにしているので 息子の反応を見てすぐにORTを触るのを辞めました。

子供が楽しめないなら、私も楽しめないと思いました。
あと、「英語嫌い」になって欲しくない。

その時たしかTwitterでどなたからか

「時間を置いたらまた違うかもしれませんね」というアドバイスを頂きました。

ナイスアドバイス!

最後に触れてから、1年ほど時間をあけて

改めて図書館で借りて読んでみたら

食いついてきたんです。


↓こちらのステージ4とステージ5(メインストーリーパック)でした。

以後定期的に図書館で予約して借りて読み込んでいます。

辻めぐみ
辻めぐみ

与える時期で反応が違うものですね。
6才7才の今、 冒険やファンタジーに興味がありステージ5、6、7の内容と合致しました。


お子さんのタイミングと合えば、

「英語習得」と「読書の楽しみ」を同時に得られるORT、

ぜひお手に取ってみてください!!

ORT公式カタログ・全タイトル一覧・語数表・多読進捗表2023

ORTと一緒によく紹介されるCTP

子供向けの英語多読といえば

イギリスのORTのほかに

アメリカのCTPもよく名前が登場しますね。

<ORTとCTPの大きな違い>

・ORT=イギリス英語 / CTP=アメリカ英語
ORT=朗読CDあり CTP=朗読&歌&チャンツあり
・ORT= 毎回同じキャラクター CTP=絵本ごとに違う(一部同じキャラあり)
・ORT=冊子完結だが連続性のある要素もある CTP=冊子完結
・ORT=小学校高学年、中学生向けまでシリーズあり CTP=幼児向けのみ



子供が低年齢(3才以下)だとCTPのほうが受け入れやすいReader絵本だと思います。

(歌やチャンツがCDに入っているので親しみやすいのと、イラストがORTよりシンプルなものが含まれています。ORTは歌はないです。)

CTP記事も貼っておきます。

英語絵本を軸にした「おうち英語」がやりたい方!

この機会にぜひつながりましょう^^

私と子供たちの自己紹介はこちら