子供に英語の発語がない?インプット・アウトプットの基本。

SNSなどで周りの子が英語を口にするのを見ると

つい「うちの子も早くもっとしゃべらないかな?」と

アウトプットが見たい、アウトプットがもっと欲しい、
という気持ちになることもあると思います。

私も自分の子供が2-3才の頃はありましたよ~!!

しかしどの学者も専門家も実践者も口を揃えて言う事は

アウトプットの前にまず十分なインプットが必要

ということです。

とにかくインプットありきなんです。

頭の中に英語の言葉が少ないうちから言葉を出せ、というのは無理な話ですよね。


インプットの量と質も重要で、その量(時間)は少なくともまず数千時間と言われています。

なので、おうち英語を始めてまだ2-3年以内でしたらなおさら、アウトプットの取り組みよりもインプットの優先度が高いわけです。

注1:アウトプットを”一切”させなくていいという意味ではないです
注2:英語インプットを早く大量に行いたいからといって、日本人の両親が「おうちで」朝から晩まで子供を英語漬けにするような過剰なインプットは、私はオススメしません。参考:中島和子,2016,バイリンガル教育の方法 ,アルク選書


英語習得に何が良いかは、年齢やフェーズによって変わる事も多いですが、「アウトプット以前にインプットが重要」については大人も子供も基本は同じです。



まずは質がよく子どものレベルにあったインプットの積み重ね。

インプットが定着してこそアウトプットが出始めるのではないでしょうか。

それに、幼児期にアウトプットが出ようが出まいが
そこがお子さんの英語力の「完成形」では全くありません。

焦らなくていいですよ~!!
(焦らないほうが、継続しやすいですよ~)