英語多読「My weird School」学校嫌いな主人公と奇妙な学校

おうちえいご園の辻めぐみです。
小3男児と小1女児とおうち英語で絵本読み聞かせと児童書の多読をたのしんでいます。

小3息子はMy Weird Schoolが面白くてたまらんそうで四六時中読んでおり、たまにAudibleの朗読音源を私と娘も一緒に聴きてます、こりゃ本当におもしろい本です。大人でも笑える。こんなユーモアに富んだ学校ストーリーが他にあるでしょうか。しかも歯切れが良くて読みやすいです。うちにはWimpy Kidsシリーズもありますが、英語の難易度的にはMy Weird Schoolから先に導入すべきでした。

”My name is A.J. and I hate school”
「ボクのなまえはAJ。学校なんて大嫌い。」

My weird School冒頭より

こんな冒頭から始まる学校が舞台のお話、
最近うちの子供たちがハマっているMy Weird Schoolというシリーズ。
2001年に1巻が出版され現行で新刊が出版され続けています。

インスタでmasami先生の息子さんがオーディオブックで聞いているのを知りオススメしてもらったのでうちもオーディオブックで聞いたり本を読んだりしています。まずシリーズ第一作目を紹介しますね。

辻めぐみ
辻めぐみ

私自身も子供の頃学校や先生が嫌いでした。
でもこの本の中身は嫌な学校が描かれているわけではなく…ヘンチクリンな先生たちがいっぱい居て、これなら行きたい!と思えます。

作者のDan Gutmanさんのウェブサイト
ご本人による読み聞かせ動画がみれます

ビックリするくらいどんどん読める作品

My Weird School #1: Miss Daisy Is Crazy! by Dam Gutman 
96 pages 語数:6,330語
Lexile指数:700L
YL: 2.5~3.0


新しくやってきたMs.Daisyといったら

先生なのに学校は嫌いだしなんなら算数も嫌いだし簡単な英語も読めない。

簡単な算数の問題もわかんないよ~なんつって、逆に子供が先生に教える描写に私も子供もすぐ引き込まれました。
(大人としては、こうやって子供が自分から先生に勉強を教えたくなるのって一番の学習だよなと思ったり)

小2の男の子が主人公なので知的段階としては我が家の小3男、小1女にちょうど良い感じです。口語表現も多く、友達の語りを聞く気分で読めます。

時々聞きなれない難しい言葉が出てきますが、その時は本の中の子供たちも知らない単語として説明がなされていたりして、読みながら言葉を覚えてしまいます。

ビックリするくらいどんどん読んでいける作品。

たぶん息子史上今までで一番のペースで読んでいると思います。
(下の娘はまだ自力で読めないのでオーディオのだけ)


全作品ではないですがオーディブル会員で聴ける本が複数あるので、すでに会員の方や無料会員期間を利用したいかたは是非聞いてみてください。単品購入のものもあります。子供の声による軽快なリーディングです。

My Weird Schoolのシリーズリスト

ほか

↑amazonで購入可能なセット売り商品が複数あり、どれをどの順番で買っていいか分からなくなると思います。
シリーズ名は「Weird」という言葉を比較級に変化させるなどしており、どれも似通っているのでわかりづらいです。

以下のリストをご利用下さい。

My Weird Schoolシリーズを購入する順番

My Weird Schoolシリーズのリスト

下に行くほど新しい作品です(Wikipedia参照)
我が家は出版年が古い順番(①~)に読んでいっています。

① My Wierd School 21冊set
② My Weird School Daze 12冊set
➂ My Weird School Special 9冊
④ My Weirder School 12冊、10冊set
⑤ My Weirdest School 12冊set
⑥ My Weirder-est School 12冊
⑦ My Weird School Fast Facts 8冊
⑧ My Weird School Graphic Novel 4冊
  (2023,2024年に新作リリース予定)

いずれもハーパーコリンズ出版

番外編でReadingやWritingのコツが書かれた本もあります。楽しく読めます。
一度はまると長く幅広く楽しめるDan Gutman本です。

My weird school Writing tips
My Weird Reading Tips

チャプターブックがまだ難しい場合はこちらから

チャプターブックがまだ難しい場合はリーダーズも。
うちの2人目の娘は小1の時点で英語のチャプターブックが読める読書レベルではないので、まずはこちらのI can Readシリーズ(子供が自力で読むことを支援する多読本)から買ってあげました。

音源も入手可能です。
なんと、アメリカAmazonのオーディブルに加入すると、I can readのMy Weird School音源は無料で聞くことができます!トライアル期間でも可。(アメリカAmazonのオーディブル記事はこのページ下部にあります)

※このI can Readと本作シリーズのレベルはだいぶ離れているのでI can Readを読み終えたからといってすぐ本作シリーズが読めるわけではありません。

グラフィックノベライズ版も出ています。

聞き読みもおすすめ!発音やイントネーションにも

My Weird SchoolシリーズはAudibleでも楽しめます。

Audibleの声優さんがキャラになりきって読んでくれるのでとても面白く、うちでは子供たちが声優さんの真似をしたイントネーションで登場人物のお決まりフレーズを丸ごと覚えているほどです。My Weird Schoolシリーズは、主人公のしゃべり口調の文体が基本なのでまるでおしゃべりを聞いているかのよう。英語の正しい発音やイントネーションを自然に身に着けるのにもおすすめです。

日本AmazonのAudibleまたは米国AmazonのAudibleが利用可能です。

My Weird SchoolのオンラインBook Club

多読少年少女にもおすすめ、読書クラスが沢山あるアメリカ発のオンライン学習プラットフォームOutschool
検索してみたらMy Weird Schoolの読書クラブもありました!!

7-9才向け(先生への問い合わせ相談次第でそれ以上の子もいけるかも)
毎週1回30分、1回10ドルの継続クラスです。
日本時間の朝6-7時頃開催のクラスもあり。
息子が同シリーズを読み進んだら再度受講検討したいと思います。

ハマると長く幅広く楽しめておいしい、Dan GutmanのMy Weird Schoolの紹介でした。