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おうちえいご園の辻めぐみです。
Step Into Readingのリーダー本から
息子がドハマりしている本を紹介します。
私も何度も読みたくなる程気に入っています。
余談ですが、
Step Into Readingシリーズは価格が安く種類豊富で
Amazonにも在庫がわりとあるため
2才頃からよく利用しています。
Amazonで眺めているだけでも、
「お!これはうちの子が気に入りそうだ」という本との出会いがありおもしろいです。
今回購入した絵本はこちら
Little Witch Goes to School
![](https://eigoen.com/wp-content/uploads/2021/05/P5060655-1024x576.jpg)
魔女の女の子が人間の学校に行くお話です。
このお話の面白い点は
女の子の母親(魔女)や家族の価値観と、
人間の価値観が全く真逆であること。
私たち人間にとって「良い行い」とされている事が
魔女界では悪い事。
「ワル(bad)」で
「意地悪(mean)」であることが
逆に良しとされているのです。
![](https://eigoen.com/wp-content/uploads/2021/05/P5060656-1024x576.jpg)
本の面白さが凝縮されているシーン
学校へ向かう魔女の女の子への母親の声掛け
“Remember to be bad!!
Don’t make any new friends!!
And DON’T LEARN ANYTHING!!”
悪い子でいるのよ!
友達なんか作ってくるんじゃないよ!
絶対なにも勉強してこないで!!
(息子大笑い)
魔女母の声掛けに反し
女の子は心の良い魔女で、
学校でみんなと楽しく過ごします。
帰宅後、
母魔女からは悪い子よばわりされ怒られるかかと思いきや、
「(悪い子でいるという)約束を何一つ守らなかった。約束を破るのは悪いこと。悪いのはヨシ!」として寝る前のベッドで暖かい親子の時を過ごし、安定のハッピーエンディングなのが傑作でした。
とても気に入って繰り返し読んでいます。
新しい環境(学校生活)に近い描写があるのでまず興味をそそられ、
さらに「不思議な呪文の魔法を使う子が学校にいたらどんなだろう!?」というファンタジックな想像も膨らませているようです。
そしてやはり一番は、
人間が考える悪い行いが魔女界では良いことであるという価値転倒のアイデアにも大変そそられておもしろがっています。
日本語の絵本ではわりと「お気に入り」が見つかりやすいのですが、英語絵本ではヒット率が下がるんですよね。だからこそ今回のヒットを嬉しく思って記録に残しました。
小学校では規律を守らねばならなかったり、コロナで窮屈な思いをすることも今は多いと思います。ストレスもたまるでしょう。
そんな時にはこんな「型破り」なお話に癒されるんじゃないかな?と思ったのでした。
Step into reading のステップ3ですので、長さはあれど難しい単語や構文はなく、歯切れのよい文章です。4歳の娘でも最後まで聴いていることができました。(意味が分かったかは微妙ですが)
ユーチューブで検索すれば読み聞かせ動画が出てくるので中身を確認してから買いたい方は見てみられてください。
同シリーズ
息子が次に読みたがっているSIR本
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