フォニックスの前に知りたかった!乳幼児期はまず音素認識を。

マザーグース

2020年の記事を追記リライト更新しています。

おうちえいご園辻めぐみ
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もてはやされるフォニックス

英語業界は猫も杓子も

「フォニックス」が大人気な昨今

いかがお過ごしでしょうか(謎)

2019年某日、この本を読み終えました。良書。

「アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている」ー英語が話せない子どものための英語習得プログラム ライミング編 リーパー・すみ子


日本の英語教育で「フォニックス」はよく聞くようになりましたが、

この本はフォニックス習得の前に知っておくと良い

フォネミック・アウェアネス(音素認識)

について書かれています。

あまり聞いたことがない方が多いとおもいますが


英語教育本で有名な船津徹さんの本でも

このフォネミックアウェアネスが紹介されていますよ~~。

船津徹「世界で活躍する子の英語力の育て方」2019年

フォニックスじゃなくて

フォネミック…?

アウェアネス…????はて??

(大混乱中ですが)

今から一番大事な部分を書きます。

フォニックス言葉の音と文字を結び付けて学習する理論ですが、

フォネミックアウェアネス(音素認識)

それよりもっと前の段階で

「言葉の音や音のグループに焦点をあてさせようという理論」

(引用.P14)だそうです。

これがしっかり出来るようになると文字を覚える段階でよりスムーズだとか。

フォネミック・アウェアネスのために出来る事


じゃぁ具体的になにをしたらいいのか??

というと、

一番手っ取り早いのは英語の歌のかけ流しです。

3~5才では読み聞かせの音源も効果的です。(船津徹著書より)

もう少し詳しく・・・ 


そして、

重要なのがライミングとアリタレーション。(きた、カタカナだらけ)とい

ライミングはhouse / mouse , bear / chair のように終わりに韻を踏むものですね。
アリタレーションは dance / date / diveのような頭の音で韻を踏むものです。

これらを沢山聞いて育つと聴覚が発達するそうです。具体的には、読み聞かせや言葉のゲームが良いそう。


やっぱりマザーグースだったのか。

アメリカでの実地経験豊富なリーパーすみ子さんの著書で、

ライミングやアリタレーションを聴くのに手っ取り早いと

オススメされているのがマザーグースです。

(本ではマザーグースだけでなく様々な手法が紹介されていますが、おうち英語に取り入れやすいと思ったのでピックアップしました)

マザーグースの歌はライミングの宝庫。

私がおうち英語を始めた6年前にも、

乳幼児向けの英語本やインターネットで「マザーグースが良い」と聞いたので取り入れていました。

CDを1枚を聞きこんだのに加えてYouTubeの英語歌動画も見ていました。


でも正直、マザーグースって「使える英語フレーズ」があんまりないよなぁって思ってたんですよね。それに外国人向けじゃないからシンプルな英語でもないし意味がよく分からないものも…。英語習得にどう効果があるのか、私は論理的に分かっていませんでした。(無知)

例えば有名な歌の歌詞を例に挙げると・・・

“George Porgie, pudding and pie,
Kissed the girls and made them cry.

意味(ジョージポージプディングとパイ、女の子にキスしたら泣かせちゃった)ってなんのこっちゃ??です。

が、pieとCryが韻を踏んでいること、「ライミングをリズムで理解できればよい」(引用p.26)のだそうです。 

マザーグースがおうち英語においてどう良いのか、腑に落ちた。

マザーグースで音素認識

私が子供と何年も聞いているマザーグースのCDはこちら。歌詞本とCDセットで百貨店のベビー服売り場に売られていたのを義母が買ってくれました。あの時買ってもらって良かった、ありがとうお義母さん。。。

Wee Singのシリーズは英語育児界では鉄板みたいですね。Amazon musicでも聞くことができます。

Mother Gooseに特化したものはこちら↓
追加購入しました。とても良いです。今はこちらをベスト推しにしています。

アリタレーションやライミングが豊富な絵本

アリタレーションやライミングが豊富な絵本がいくつも紹介されていました。

有名なものではDr.Seussです。
何度か手に取ったことがありますが、イラストの好みがあわず、また日本人の私には英語の言葉遊びのおもしろさも理解できずに購入には至っていません…(次みることがあったらまた違うはず)

うちにある絵本ではI SPYもちらっと紹介されていました。こういった絵本の中で”Do they rhyme?”(これらの言葉は韻を踏んでいますか?)という質問がたびたび出てきていた意味が今分かりました。

日本語で「韻を踏んでいるか?」や「どれとどれが韻を踏んでいる単語か?」なんてあまり聞かれませんし、ヒップホップラッパーの人くらいしか重視してないんじゃないでしょうか。日本語と英語で大事になる部分が大きく違うんですね。

「アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている」の3章以降では、理論だけでなくより具体的な手法(手遊び歌、絵本の紹介、ゲーム、発音方法)など役に立つ情報が盛りだくさんでした。 新しい本ではないですが良書だと思います。具体的な手法が知りたい方はぜひ本をお手に取ってみてください。

おまけ

昨日たまたまTwitterで流れてきて見た動画で、この本で語られていることや「英語とはどういう言語か」ということを伝えていました。

”ほとんどの言語は音がベースの言語でありそれぞれの音が大事なのですが、英語ではそうではなく、特定の音節に特定の質のアクセントをつけること(Specific qualities to specific syllables)がもっとも大事”、という話です。WednesdayをVednesday、BirthdayをBirfdayと発音しても音節があっていれば通じる、英語はそういう言語なのだそうです。

英語のフォニックスを無料で学べる方法。Alphablocksを使わない手はない。