国内オンライン英会話の先の世界

前回はオンライン英会話を嫌がるパターンについて書きました。

そして、我が家では子どもが楽しめる形でオンライン英会話をどう活用したかを紹介してみました。

本記事はさらに2~3年後の話です。

国内オンライン英会話に慣れたその後

息子が小学1年生になった頃、そろそろオンライン英会話を継続的にやってみようかなと思うようになりました。

出来れば英語だけではなく、英語「で」学べるスタイルだとさらに良いと思い、手始めにお試ししたのはGlobal Step Academyです。

どうするかな…と悩んでいた頃、並行してトライしてみたのは国外のサービスOutschoolでした。
Twitterで仲良くしているしおりんさんがレビュー投稿していて興味を持ったのがきっかけです。(しおりさんも継続してOutschoolを受講されています)

Outschool・アウトスクール(アメリカ発のオンラインスクールプラットフォームで、好きなクラスを選んで週1で数十分程度から受けられる)を試してみるとそこはもう国外。オンライン英会話とは全く別物です。オンライン留学とも言えるような世界でした。

詳しくはこちらのページで紹介しています。

1年目は毎週決まった曜日の夕方から約1時間継続して受講するようになりました(お勉強系ではなくエンタメ系のクラス)。
長期休みなどは単発で本人の興味に沿ったクラスも受けていました。

スケジュール的に数回しか受けられないコースもあり、そんな時は息子のほうから大ブーイング。とにかくおもしろくて「もっと受けたいのに!」と言われ「これはすごいものに出会ってしまった…」と感じ入ったのを覚えています。(個人的にすごく気に入って継続利用していた折、Outschoolさんからお声がけ頂き現在はアンバサダーをさせて頂いています。)

英語「で」アクティブラーニング

2年目からは教科クラスも取り入れてみました。

今思えばもっと早く取り入れておけばよかったです。教科学習のクラスも受けるようになってから約5か月で英語力は4技能ともにかなり伸びたと思います(当人比)。

うちの子はドリルを与えてもWrtingワークなど嫌がってやってくれないのですが、Outschoolの先生に任せれば任意の課題まで喜んでやります(個人差あり)

お楽しみのクラスやも沢山あるのがOutschoolの特徴。
Pokémonの話題で楽しめるクラスもいろいろありますよ!

どのクラスを受講するとしても、ポイントは継続することだと感じています。(複数のクラスを試して、しっくりきたクラスを継続がおすすめ)
継続し始めてからは「来週のクラスでみんなにこれを見せよう」と考えたり、クラスがない時でも英語が頭の中にある状態を維持できています。継続することによって、第三の居場所、第三の社会としてOutschoolを認識していきます。

子供の関心がある話題を深堀りできる環境

Native Campのフリートークも良かったんですが…

オンライン英会話のフリートークだと、基本英語を教える事にフォーカスしたサービスですから、検索等で「ポケモンの話を英語でできる先生」「動物の生態に詳しい講師」「ORTを一緒に読んでくれる先生」「サイエンスに詳しい先生」などと検索することはできません。(国内のオンライン教育サービスだとGlobal Step Academyで英語での教科学習はできます。)

一方で、Outschoolでは教科学習の専門分野に長けた先生だけでなく、様々なジャンルの講師がそれぞれオリジナルのクラスを開講しているので、検索で子供の興味に合うクラスを見つけて受けることが出来ます!

Outschoolはオンライン英会話ではなく、オンラインスクール。

しかも…

先生だけでなく、同じ興味関心がある世界中の子供たちとも一緒に受講できるんですよね。
ここがポイント。
英語を話す子供たちとのグループレッスンは、小学生以降の子供にとって良い刺激的になると思います。(Outschoolでは早朝時間帯はアメリカの子が多いです(たまに東アジアからの英語ペラペラの子も)、夕方は東アジアの英語が話せる子たちが多いかな。英語レベルは色々)

好きなクラスを選んで週1で数十分から受けられます。25分10ドルからとお手軽です。(いろんな受け方があるのでこれはほんの一例)

子供の関心がある話題を深堀りできる環境が整っているのが気に入っています。

まさにアクティブラーニング!!!
一部の初心者クラスを除いてはほとんどが能動的です。

Outschool、こういう子にはまだ早いかもしれません


リスニング力がまだついていない子や日本語が通じない環境がストレスになる子には基本おすすめしていません。オンラインとはいえその場は日本ではなく海外です。日本のオンライン英会話だと親がそばでちょっと英語のサポートをしてあげることもあるかもしれませんが、Outschoolでは親は基本画面の外がルール。親はPCの機械的サポートはするけど日英通訳や子供の代わりに親が質問に答えるなどはしません。SNSのDMなどでご相談を受けることが増えてきたのですが、低年齢のおうち英語っ子の場合はいきなりOutschoolデビューするよりも国内のオンライン英会話で「パソコンを介したコミュニケーションに慣れる」「英語でのやり取りに慣れる」時間をもってからでもいいのかなと思います。

一応、Outschoolの対象年齢は3才~18才です。でも3才ちゃんだとまだPCの前に座っているのも大変で親が疲れるだけになることも…??サークルタイムやダンスなど体を動かすクラスもあるので、そういうのが楽しめるお子さんの場合はありかもしれません。親の目的次第もあって…親がオンラインで海外の教育を見てみたい、体験させてみたいという目的なら良いと思います。効率的な英語インプットもしくはアウトプットの場としては3才のお子さんには非効率な気がせんでもないかな。近隣に英語教室など1件もないし外国語環境皆無なエリアの方など状況によってはアリなのかも。

帰国子女やインターから公立に移ったお子さんの英語維持に

うちはおうち英語ですが、帰国子女のお子さんやインターから公立に移ったお子さんの英語維持に合う、とても良いという話を聞きましたので書き加えておきます。

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