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こんにちは。
おうちえいご園の辻めぐみです。
過日、良いご縁を頂きまして、
学校現場で働く先生方とお話する機会がありました。
・高校の英語教員で受験指導もされている樋口先生
・小学校教員で英語指導を研究中の竹内先生
2時間以上お話させて頂き、とても学びの多い時間となりました。
中でも、これはぜひ「おうち英語をしている家庭の皆さんにシェアしたい!」と
私が思った部分を数回に分けて紹介していこうと思います。
おうち英語をやっていれば大学受験英語でも有利でしょ?
樋口先生:
私は大学受験指導をバリバリやってきました。
中にはおうち英語をやっている子もいましたが
おうち英語はほとんどやっていない子を主にみていました。
受験英語指導バリバリ…
ぜひお話を聞きたいです!
幼い頃からおうち英語をやっていれば
大学受験英語にも超有利…!
ですよね??先生??
(おや、、、?
先生の回答は、どうやら「即答YES」ではないようです…)
樋口先生:
家庭で英語をしていなくても
英語をさぼっていた子でも
日本語の読解力がある子は
英語の語彙が沢山入れば
簡単にすごい点数が取れるようになります。
一方で、
日本語の読解力や物語文を読む力、評論、論説文を読む力がない子、
抽象的な概念を考えたり話したりする力がない子は、
いくら英語の語彙を入れても伸びないんです。
見事にそうなんですよ。
母語である日本語で考える力が足りないと
どれだけ英語をやっても
点数は伸びないということですね…??
おうち英語をやってこなかった子が不利で
やってきた子が有利とは一概に言えない、と。
樋口先生:
はい。
共通テストや英検2級準1級をイメージして考えると分かりやすいですが、
母国語で論理的、抽象的概念をきちんと思考できるかが、
受験英語には重要です。
英語だけでなく他教科でも全部そう。
圧倒的にそこにかかっています。
竹内先生:
小学校でもそうです。
やはり日本語の力が大事ですね。
(先生お二方に、確固たる同意の空気)
「おうち英語をやっていれば大学受験英語も安心!」ではなく、
やはり
母語である日本語と思考力が育っていてこその
英語力だと再認識しました。
先生方、ありがとうございました!!
樋口先生からは「一度最近の大学の入試問題の英文をのぞいてみてください(笑)!赤本の和訳例をのぞくだけでもおもしろいはずです。」ということだったので、頑張ってやってみます。
<あとがき>
我々「おうち英語勢」は、ついつい我が子の英語力UPに集中してしまいがちですよね(;^ω^)
現役の先生方と直接お話しした事で、日本語の大切さを身に染みて感じました。
(やはり本で読むのより、人とのインタラクションのほうがグッと心に届くものがありますね)
「おうち英語をやるからこそ日本語ケアも大事」と初めに知ったのは、
実はもう何年も前なのですが・・・
いまだに新たに気づかされる事も多く、
自分って本当にまだまだだなぁ、認知が偏ってんなぁ、、と反省しきりです。
近い将来英語圏移住や英語インターに入る予定があればまた話が違うかもしれませんが
日本語の教育を受けて育つ予定の我が家の子供達にはやはり日本語が最優先。
英語をやっていることが
彼らの総合的な成長に良い影響を与えるよう、
これからもバランスを考えながら長期目線で続けていこうと思います。
私が昨年から所属している音読協会は
「日本語の大切さ」もあわせて発信している数少ない英語がらみの団体だと思います。
次記事で少し紹介しますね!
※現役の先生方ですのでお名前は仮名です。
おうちえいご園辻めぐみの自己紹介はこちら。
おうちえいご園のコンセプトはこちら。
関連記事↓(大学ではなく主に中学高校における英語の話)
(私はお受験に詳しい者ではありません。受験に関しては自分が調べたことの記録として書いていますのでご了承の上お読みくださいね~~!受験に詳しい方、情報教えるよ、という方からのDM,メール大歓迎です。)
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