小学生から英語を始めた私のケース。

小学生から英語を始めたケース。

辻めぐみ
辻めぐみ

♪俺は昭和生まれ平成育ち♪英語が好きそうなやつはだいたい友達。

今日は乳幼児期からではなく、小学生から英語を始めた私のケースの話になります。

英才教育を受けたわけでもなく、

地方のどこにでもいそうな小学生でした。

大学生頃にはTOEIC900点台だったので

当時の時代背景としては海外留学もせずにコスパよしで英語を習得したほうかもしれません。



ただ、最初に結論を言うと、

詰め込みっぽい当時の英語学習法よりも

もっと多方面に英語力を伸ばせる方法があったと思っています。

(かなり悔しいです。)

公文の英語を習っていた。

私は小学校5年生頃に自分の意思で親に「英語の習い事をしたい」と頼み

公文の英語を習い始めました。

(英会話教室は通える範囲になかったので)

「英語」という文字の張り紙があった近所の公文教室へ行き

英語・国語・算数(ついで)の習い事を始めたのです。

当時の公文教室で私が学んでいた英語の内容はこのようなものでした。

・ant から始まる簡単な単語の書き取り練習
・antなどの単語カードを読み上げるマシンを使う
・I have a pen. などテーマ性のない英語を覚える
・プリントをひたすら繰り返して覚える

家でも教室でも黙ってひたすらやって

それでも、当時は英単語を覚えることに楽しさを見出していました。

子供ながらに「英語を学んだ」喜びを感じていた。

いつからだったか、NHK教育の海外ドラマやアニメで

二か国語放送がある番組を見つけては副音声にして聞いていました。

聴く耳が育っていないので意味はほとんど分かりませんでしたが、

挨拶や色、数、動物の名前など自分が知っている英語が文字で見えたり

ほんの一瞬でも聞き取れる事があった時は大きな喜びだったことは覚えています。

だから公文で英語に触れさせてもらったのは良かったし、親にはとても感謝しています。

自己満レベルとはいえ「自分は英語ができる」という自信にもなりました。

中学に入り英語の授業が始まる頃にはアルファベットはすべて書ける、

簡単な単語の読みやスペルを知っていて滑り出し好調でした。

ただ・・

私の本当に「学びたかった事」とは微妙にずれていたという事が、

大人になるにつれ分かる事になります。

それは、子供が生まれておうち英語を始めたことでさらに鮮明になっていきました。

(自分が子供の時におうち英語に出会いたかったー!!!!)

当時の公文英語で足りていなかったこと

それは「英語を実際に自分のために使う」という事です。

教材だけではなく、「本物の(Authentic)」英語に触れたかったのです。

(公文の英語はそこが足りない)

地方で英語を話す人に会う事もなく、

おぜん立てされた英会話が出来る英会話教室すらない状態。

(もし英会話教室があったとしても継続して通えばけっこうな額になったでしょう。)

インターネットもまだ普及していなかった平成。YouTubeなんて存在すらしていませんでした。

もしあの時、我が家に数冊でも本物の英語絵本があれば。

市の図書館にある英語絵本の存在を知って手に取れていれば。


もともと日本語の絵本が大好きな子どもだった私にとって

公文で学んだ読み書き英語が最高に生きたはずなのです。



英語を「自分のもの」として使い

「英語を英語のままで理解する」ということが

少しは出来ていたのでは、と思うのです。

辻めぐみ
辻めぐみ

私の話は平成前半のことですが・・・・

今は昔と違い、

英語のコンテンツや英語の絵本にもっと気軽に触れられるようになりました。

でも、まだまだ「敷居が高いイメージ」があったり、「英語ができる親にしか不可能」といったイメージがあるのではないかと思います。

「そうじゃないよ」ということをもっと広く知ってもらい、
英語絵本と子供たちとの接点を取り持てたらいいなとの思いで、インターネットの片隅で書いております。いずれ中学高校で英語をガッツリ学んでいく子供たち。英語とのファーストコンタクトに、親子で楽しむ英語絵本はとても良いものになります。(もともと絵本が好きな親子の場合特におすすめ)

このブログでは、低予算から始められる小学生向けのおうち英語メソッドも紹介しています。

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