今すぐ幼児英語ペラペラよりも大事なこと。

辻めぐみ
辻めぐみ

おうち英語園の辻めぐみ(@eigohome)です。
音読協会バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとして活動しています。
インスタおうち英語Voicyもやっています。

幼児英語ペラペラよりも大事なこと。賛同意見の多かったこのツイート

「4〜5才で幼児英語ペラペラ、

ネイティブ風発音でバンザイではなく、

18才でアカデミック英語の読み書きやスピーチが出来るかが勝負ですよね。


おうち英語で短期的に英語ペラペラの姿を目指すと、

過度の英語漬けや英語教育課金など、

時間とエネルギーとお金の負担が増えてしまいがちです」

このツイートに、ツイッターの教育熱心な層の方々(おうち英語だけでなく教育全般に熱心)から多く賛同の反応を頂きました。

長く続けている人ほど、このことを分かってるよね。


※インターナショナルスクールに通っているお子さんや海外移住しているお子さんなどへ施されているバイリンガル教育とは根本的に別の話です。母語が日本語で国内で日本語で学校教育を受ける予定の子がおうち英語をする場合の話です。

常に英語ペラペラの子でいてほしい?

子供に常に「英会話スタンバイ状態」(会話が流暢、瞬発力のある状態)でいて欲しいと思ったら、

毎日、英語に触れる時間を最大化して

さらに

英語のアウトプットをさせる取り組みや、

英語教室やオンライン英会話などでネイティブとのセッションを

日常茶飯事にする事が必要だと思ってるんですが、

どうですかね??

(このブログを読んでいる方、私よりもずっとすごい方も多いので聞いてみる)

アウトプットをさせ、しかもその力をずっと維持しようと思うと

親のリソースと子供の時間を多大にとるのでは、と思います。

(子供とやりたいことは英語だけじゃないじゃん?)

ねえみんな、アウトプットさせるのって大変だよね…?

それからさ・・・・

子供に英語のアウトプットを続けさせるって

けっこう大変ですよね?(汗


違う??うちだけ??(笑

長男が3-5才頃は、アウトプットがよく出て記録していたのだけど

今思えばそのときの私は英語に全力を注いて努力してたんですわ。。。

(国内育ちインターなしで子供がネイティブみたいな英語を話している子の親は、やはり相当量の英語インプット時間の確保と、アウトプット機会創出を努力していると思う。)


だってだって

子供に

(英語の)「この歌をうたってみて~♪」
(英語の) 「このフレーズをいってみて~♪」
(英語の) 「この本を一緒に音読しよう♪」

といっても、やってくれないことも多いじゃないですか。
(特に年齢が上がるにつれて)

オンライン英会話にしても、

やりたがる日もあれば、子供の気が進まない日もある。

「そういうのを習慣化するのが教育でしょ」という考え方もあっていいと思いますが

私は英語のアウトプットを「学習習慣」のようにすることは出来ませんでしたねぇ…。

長い目でみて考えて、

子供に英語のアウトプットを強制するシーンを極力作りたくない

というのは建前で…

とにかく大変なんですよ…。

私は「子供が楽しみながら」の範囲でしかやってこれませんでした。


そんなやり方だからなのか、

我が子はそんなにアウトプットが上手いわけでもなく

英語発音がネイティブのようでもないです。

(それでも、インターのサマースクール帰国子女向けクラスでは、先生や友達に話す英語がしっかり相手に伝わっていましたよ。)

そもそも、本人にとって、

今の段階で英語がペラペラ流暢じゃないと困ることってありますかね??

「今すぐ」流暢じゃなくても困らないと思うのよ…

英語が自分の属する社会でどのくらい必要か、どんな地位にある言葉か、といった要因も、子供の英語習得には大きく影響するそうです。バイリンガル教育の専門書に書いてあったよ。

日本人家庭で普通の日本語の幼稚園や小学校にいかせるなら、子供にとって本能的に選び取る言語は日本語であり、そこに無理やり英語を押し込めようとするのは不自然な子育てになってしまう、というのが当たり前の現実です。(SNSやネットでエクストリームな成果を出している親子を見てるとなにが当たり前か分からなくなる時あるよねww)



長くなってしまったのでつづきは次記事に書きますね!

つづく