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今世界的に再生回数がやばいことになっている幼児向けの動画「Cocomelon」について詳しく調べました。前半は英語圏のサイトがソースの情報で、後半は私の主観的な感想を述べています。ぜひ最後までお付き合い下さい!!
※ツイッターから来訪し前半だけ読んでいかれる方が多いためあえて書きますが、後半にデメリットも少々書いていますのであわせてお読み頂けますと幸いです。
Cocomelonとは?どこの国のチャンネル?
Cocomelonは 9,200万人のチャンネル登録者を誇る、
世界的にチャンネル登録者数の多いYouTubeチャンネルです。
内容は、英語の歌の動画がメインです。
CGイラストでデザインされた赤ちゃんとその家族友人が主に登場します。
メインキャラクターの名前は、
JJ、YoYo、TomTom です。
運営者は誰なのか
CoComelonを制作しているのはTreasureStudio.Incで、創設者はJay Jeonというお方。始めは夫婦の趣味のようにして自身の息子のために動画を作り始めたそうです。
毎年推定1億2000万ドルを稼いでいる(ソース:The Wall Street Jornal)Cocomelonは、近年世界的なエンターテインメント会社大手Moonbugに買収されました。
どこの国のチャンネル?
制作会社の現在の在籍国は存じませんが、創設者が制作を開始した当初はアメリカ・カリフォルニア州に住んでいたそうです。
そして、アメリカの子供向けで一番人気のあるチャンネルです。
2006年にABCkidTVという名前で最初の動画をUPし、以後名称変更しCocomelonという名前になりました。
私が2019年に初めてCocomelonの運営元を調べたときは、こんな記事(Kids Love These YouTube Channels. Who Creates Them Is a Mystery.<The Wall Street Jornal:子供たちはそれらのチャンネルが大好きですが誰が制作しているのかは謎です>を発見し、Cocomelonの運営元が実質非公開であることを少し不審に思ったこともありましたが、前出の2020年の記事で運営元が分かって安心しました。(私はYouTubeチャンネルの選び方として「運営元がしっかりしている公式チャンネル」をチェックポイントの1つにしています。全部が全部は調べてないですが)
運営者情報の主なソース:The secret of CoComelon: How one dad’s hobby turned into America’s most-watched YouTube channel(Independent.co.uk)2020/8/31
以下は引用ではなく、このブログおうちえいご園作者のCocomelonに対する主観的な感想です。
Cocomelonを「おうち英語」的観点からみる
Cocomelon、うちでは下の娘が2才の頃、2人育児が一番大変な頃に助けられたチャンネルの1つでもあります。
とにかく子供がガン観しますよね!まるでマジック…
Cocomelonの良い点
CGのカラフルな映像が目をひくため、英語であっても抵抗を持たずに見始められる日本人の子が多いように思います。
特に英語の番組を見せようと意図していなかった家庭で、たまたまCocomelonを見つけて子供がハマっておうち英語の始まりとなる例を多数聞きます。
世界中で視聴される大人気チャンネルなだけあり、動画数、曲数が膨大です。
最近は観ていなかったので知りませんでしたが、新曲動画が山ほど出ているんですね。数年前は入園前の子供向けの内容が多いように感じていましたが、もう少し上の年齢の子が楽しめる内容も増えたように感じました。
オリジナル歌もあって興味深いです。
歌のテンポがゆっくりで聞き取りやすく、サウンド演出もうるさすぎず、他のチャンネルの他の歌より覚えやすいものが多い気がします。
お風呂の歌、トイレトレーニングの歌、初スクールに行く日の歌など
乳幼児の生活にそった歌が多く親しみやすく、そのまま覚えて会話に使えるものもありますね。
また、動画にもともと英語字幕が付いているので、一緒に歌いやすいですし、英語の文字を読み始めた子なら英文の学習にもなりえます。
Cocomelonのデメリット
あの、、
Cocomelonって
子どもを惹きつけすぎるやろ~!!(笑)
変な話ですが、それがデメリットですね…。
参考:Cocomelon: the unsettling kids show that’s breaking Netflix records(The Gurdian 2020/11)
口をぽかんと開けてガン観してしまうほど
子供を惹きつける魔力がある動画なので、
3才以下の子ではずっと見たがってしまう子もいる(おおげさにいうと中毒性がある)かもしれません。
親はその間家事や休憩の時間が取れる!!
トイレでゆっくり用が足せるの…!
だからつい見せてしまいますが(私のことです)、
あまり長時間になると健康によくない気がするのよね…。(それはCocomelonのせいではなく親の管理問題ですが…Cocomelon、一度見だすと切りがないほど見たがるので一時封印したこともあります)
乳幼児英語教育の観点からウンチク(長い)
① 英語歌の歌詞と映像の内容が一致しないアニメが一部あるので、見せる動画はよく選んだほうがいいかも
Cocomelonのオリジナルソングではあまり顕著には見られないようですが、マザーグースの歌(Mother Goose:英語圏の伝承わらべうた的なもので英語習得に良いとされる)など単調な繰り返しの歌で気になる点があります。 (一応おうち英語のインストラクターをしているので気になる)
子どもの注意を引くためなのか歌の歌詞にはないアクションをオリジナルで加えていて、例えば「Hickory Dickory Dock」という有名なマザーグースの歌は、「ねずみが振子時計を駆けあがり、鐘が鳴ったらまた降りる」という繰り返しの単調な歌なのですが、Cocomelonの動画ではねずみがトランポリンを使ってジャンプしたり、風船で上がったり、ゾウが登場し上に持ち上げてもらったりして登るという演出の時も歌詞はすべて” the mouse ran up the clock”のままで、歌の歌詞と全く一致しません。この曲に限って言うと、英語の音と映像の状況が一致しないため、ネイティブではない英語学習初期の子供が見るのには若干不向きかもしれません。(参考文献:市川力『英語を子どもに教えるな』 [中公新書ラクレ])
このようなマザーグース歌のオリジナルアレンジは他チャンネルでも観られますが、例えばSuper Simpleチャンネルの同曲ではオリジナル映像と歌の歌詞は一致するようになっていますのでより英語学習向きであると言えます。
とはいえ、すべての動画ではなく、ほんの一部の曲のことなので、今Cocomelonをおうち英語として見せていている方が気にする程の事ではないです。 (大丈夫)
② 楽しすぎてもう他の地味な動画は観れない…?
Cocomelonにピカピカと光る演出はないし急速に動く映像もないので、そこまで刺激が強い映像というわけではないです(安心)。
ただ、CG&華美な映像+メロディ音の連続チャンネルではあるので、もっと他の、優れた英語コンテンツや教材1※を観せたいとなった時に、「地味なものには見向きもしない」子になってしまう懸念があります。2※とはいえ一時的
1※例えばディズニー英語システムやパルキッズ、七田式などの英語教材DVDなどは映像がどれも地味めでCocomelonの映像クオリティと比べものになりません。(個人的には子供には刺激の少ないそういった映像を選びたいですが)
2※ うちはしばらくCocomelonから離れて忘れたら、地味な教材DVDも観るようになりました 。始めは安い中古DWEをメインにやっていましたが良かったですよ。
※より高い英語力を身に着けるために、私は映像コンテンツや歌での英語インプットだけでなく、英語絵本読み聞かせと子供のリーディング力を養う事に力を入れていこうと努力中です。
Cocomelonと同様の歌メインの英語チャンネルでおすすめは こちら!
Super Simple Songsと
Mother Goose clubです。
以下の記事にもまとめています。(数年前の記事なので更新予定です)
Super Simpleは無料でダウンロードできるワーク素材、工作素材が大量にありますよ~。YouTubeのキッズ英語チャンネルでは一番おすすめ!!
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