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この投稿の続きです。
よく、「親が読み聞かせをしていたら読書する子になる」と言いますがどうなんでしょうか?
私の考えは…
子が元々持つ資質と環境の掛け算なのではないか、と思っています。
例えば…
(環境0x資質5)=0
本人は本好きの傾向があるが、家にも園・学校にも本棚がない。
(環境2x資質4)=8
家で読み聞かせや本はなかったが入学後は自分で本を読みだし図書室や図書館は好きなほう。
(環境4x資質2)=8
家庭や保育園で読み聞かせ環境があり沢山の本に囲まれてなんとなく本好きに。
(環境5x資質5)=25
良い読み聞かせと読書環境x超本好き素質。
ざっくり参考:安藤寿康著「生まれが9割の世界をどう生きるか」「教育は遺伝に勝てるか」
ベネッセからはこんなデータが出てます。
部分引用
「同じ親子を7年間追跡したデータの分析からは、幼少期の読み聞かせや早期の読書習慣の形成がその後の読書行動に大きく影響していることが判明」小学校入学前の読み聞かせの効果は長く継続
入学前に読み聞かせを受けた子どもはその後の読書時間も長く、その効果は中学生まで残る。
【小学生から高校生の読書に関する7年間の追跡調査データ】
引用元:【小学生から高校生の読書に関する7年間の追跡調査データ】ベネッセの調査がPRタイムスに掲載
(KnockoutさんのVoicyを聞いていて知りました。感謝。)
(引用終)
幼児期に読み聞かせをしてあげると中学生頃までの読書に好影響がある、と読み取れるデータだね。
読み聞かせと学力の関係は逆向き因果?
前出のデータでは読み聞かせとその後の読書量の関係にスポットライトを当てましたが、他にも、「読み聞かせをされて育った子供は学力が高い」「自己評価が高い」などの子供の読書関連のデータが世の中には沢山ありますね。個人的にはそれらは事実だと受け取っています。
ただ、穿った見方をすれば・・・
「読み聞かせや読書環境によってその後読書する子や賢い子が育つのではなく、逆で、読書気質の子、賢い子は幼い頃から親に読み聞かせをせがんだり本があれば手に取ったりするものだ」「どれだけ読み聞かせしようと環境を用意しようと、なるようにしかならない」とも取ることができますよね。(ネットでは昔からそのような見解が見られ、たしかに~ってなる)
いずれにせよ
親と社会は
子の性質を勝手に判断して諦めたりせず
読書環境チャンスは
どんどん作ってあげたらいいじゃないの
っていうのが私の思いです。
(それで小学校に読み聞かせボランティアにいってる)
英語の読書を楽しむには
英語でも日本語でもそうですが
年相応の本を楽しむには、
それなりの理解力、語彙力が必要です。
英語だとなおさらですね。
幼児期、読み聞かせ時代に
本が楽しめる言葉の土台と
本っていいなと心の底から感じる原体験があるといいなって思います。
そしてその機会を子供にもたらすのは
多くの場合「親」だと思います。
(おうち英語の読書に関して補足)
英語の場合は、どんなに英語絵本が好きだろうと手放しで読めるようになる子はごく少数派なので、読みのサポートが必要~~!
余談)
読書機会も大事だけど、運動機会も大事ですよね。
我が家の本の虫長男はそっちのほうが課題です。
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