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9月10月はPaul Galdoneの絵本をよく読んでいます。
ハンガリー生まれのアメリカの絵本作家です。
日本語訳も沢山出ている著名な作家なので絵をみたら知っている方も多いのではないでしょうか。
おすすめの英語絵本をいくつか紹介します。
ポールガルドンの英語絵本
Paul Galdoneさんはグリム童話や民話を多く描いています。
原話に忠実に残酷さを割とそのまま残したストーリーが多いですが、後味の悪さを感じるよりもミステリアスな雰囲気に満ちていて受け入れやすいと思います。
表情の描写がリアルで、ストーリーを聴きながら「うんうん、こういう時はこんな表情になるよね」と思います。
人間も動物も、表情が「こんな顔、あるある」です。
ポールガルドン著作の英語のレビューもいくつか読んでみたのですが、「ちょっと古風な英語」と言っている人もいました。1914年~1986年を生きた方だからでしょうか。
グリム童話以外にもいろんな絵本を描いています。
私自身が幼い頃、ポールガルドンさんの絵本(日本語訳)が大好きでした。 今息子と再燃中です。
2~3才から楽しめる歌絵本「Three Little Kittens」
Three Little Kittensというマザーグースの有名な歌の歌詞に沿った絵本です。
「いたずらねこ」として翻訳本も出ていますが、なんといっても英語ならではの韻を踏んでいる歌詞が良いので英語版原著がぜひおすすめです!!
美しい装丁のバージョンも出ています。
定番の民話「Gingerbread boy」
人の形のジンジャーブレッドクッキーを焼いていたら、それがオーブンを開けた途端に逃げ出してしまいみんなで追いかける。軽快なテンポで進んだ最後にはキツネの巧みな語りに騙されジンジャーブレッドボーイは食べられてしまうというオチ。
いろんな作家さんが描いており、ジンジャーブレッドボーイが必ず言うフレーズは他の絵本もだいたい同じ。長い間楽しめる民話です。
“Run, run as fast as you can!
You can’t catch me.
I’m the Gingerbread Boy!”
”I’ve run away from …”
素敵な4冊セットバージョンも出ています。
クリスマスシーズンのお菓子にもよく使われるのでこれからの季節におすすめの絵本!
原話に忠実な「The Three Little Pigs」
4才以上になると3びきのこぶた(民話)のお話なんて知ってるよ~!って感じでしょうが、ポールガルドンの3びきのこぶたでは原話に沿っており、まず、3匹の豚は貧困により泣く泣く家を出されてしまいます。そして2匹はほんとうに食べられて1匹しか生き延びません。レンガの家の豚とオオカミのトンチを楽しむシーンがメインになっており、最後にはなんと豚がオオカミを食べてしまいます。お子さんが知っているバージョンとは違うかもしれませんね。イラストは表紙の通り可愛らしく、残酷さを感じる描写ではありません。お話にはいろんなバージョンがある、と知る機会にもなります。
Wolf : ”Little pig, little pig, let me come in.”
Pig: ”Not by the hair of my chinny chin chin.”
”huff” “puff” “blow”
というお決まりのフレーズと動詞が繰り返し登場します。
働かざる者食うべからず「The Little Red Hen」
猫、犬、ねずみ、にわとりが一緒に暮らしていますが、にわとり以外は家事はやらない怠け者で、声をかけても答えはいつも「No!」。仕方なく一人でせっせと働くにわとり。最後に、にわとりが小麦から作ったケーキを食べるか?の声掛けだけ、みんな「Yes!」。でもにわとりは「これは全部私がひとりで作ったものだから私がひとりで全部食べますよ」とクズひとつ残さず食べてしまいます。
「働かざる者食うべからず」の民話ストーリー。
軽快な英語の繰り返しが多く、英語習得としても良い絵本だと思います。
そのほかのPaul Galdoneの英語絵本
私が気になっている絵本を並べます。
「ながぐつをはいたねこ」(Puss in Boots)
とても面白いお話です。我が家は日本語版を先に読みました。いつか英語版も読んでみたい。
エルフと靴や(The Elves and the Shoemaker )
窮地の靴屋さんを救った不思議な妖精エルフと恩返しをする靴屋さんのお話です。息子と英語版を読みましたが聴き慣れない単語や動詞がよく出てきました。
赤ずきんちゃん(Little Red Riding Hood)
ジャックとまめのき(Jack and the beanstalk)
いなかのねずみ、とかいのねずみ(The town mouse and the country mouse)
さんびきのがらがらどん(The Three Billy Goats Gruff )
さんびきのくま(The Three bears)
Rumpelstiltskin (別記事で紹介予定)
昔話Classic Treasuryこれいいですね
余談。昔話での女性の扱われ方について
余談ですが、昔の話を読んでいると
「女性の意志に全く関係なく確認もせずに結婚が決まる」話がとても多いです!!!
「私の妻にしてやろう」
「娘をおまえにやろう」なんて表現も。
子供達には、「この女の人はそれでもいいのかな?どんな気持ちかな?」と聞いて考える機会を作ったり、「大昔はそうだったかもしれないけど今は全くそうじゃないんだよ。」とつぶやいたりしています。
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