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「英語が話せる子になってほしいけど、
早期スタートは辞めたほうがいいという話も聞くし
不安だわ…!」
そんな思いになったことはありませんか??
私も始めはそんな思いがありました。
こんにちは!
おうちえいご園の辻めぐみ(@eigohome)です。
※当記事は2018年に書いた話に加筆編集更新しています。
英語をやると日本語がおかしくなる??
乳幼児( 0~5才頃 )から英語を始める事に対し
弊害を訴える話は諸説がありますね。
私はいくつか本を読みました。
その「英語」が子どもをダメにする (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2017/9/2
榎本 博明 (著)
安易な英語漬けを危惧する本↓
英語を子どもに教えるな (中公新書ラクレ 120) 新書 – 2004/2/1
市川 力 (著)
これらの説も確かに一理あると思います。
やはり母語である日本語はとても大事です。
でもだからといって英語を一切やらないほうがいい、とは考えていません。
「やるかやらないか」「白か黒か」と
二者択一で考えることではないはずです。
日本語を最優先しながらでも英語を取り入れることはできるんですから。
おうち英語では与える量を親が調整することができますから、バランスを取ればいいのです。
早期英語教育のリスクを言う人・言わない人
おうち英語をする親は
早期英語教育反対説のような
否定的な話にも耳を傾けるのが賢明
なのではないでしょうか。(なんとも耳が痛い話ではありますが…)
なぜなら
世に溢れる英語情報
もっと言うと、
親の耳にリーチしてくる英語情報というのは
「高額英語教材販売」や「大手英語教室運営」をしている発信者によるものも多く
彼らは
早期英語をやる上でのリスク情報を顧客にあまり提供しないからです。
「英語を取り入れる際の適切な量とバランス」というものが存在しますが
顧客にそれを教えるよりも
とにかく沢山英語に触れてもらい
「目に見える英語の成果」を出してもらうことのほうが
「英語を売る仕事」をしている人たちにとっては優先度が高いでしょう。
私自身、子供を英語教室に連れていったり、某高額英語教材のアドバイザーさんの説明を受けたりしたことがありますが、「弊害や、気を付けるべき点」については一切触れられませんでした。自分で積極的に本や記事を読んで知ったり、音読協会の講座を受ける中で知識を深めました。
英語も日本語も中途半端…?ダブルリミテッド…?
早期英語教育の弊害としてよく懸念されているのがダブルリミテッドです。
(この言葉には賛否両論がありますが、ここではあえてこの言葉を使わせてもらいます)
ダブルリミテッドとは、
一見して母語も外国語も使えているように見えるが
いざ論理的な思考や複雑な言語処理をする際に
どちらの言語においても
十分な言語運用能力がない状態です。
学習や就労に支障があるといいます。
ダブルリミテッドの研究の多くは国外の事例ですし、
日本国内環境でおうち英語をやる程度では
そんな簡単にダブルリミテッドになる事はないででしょう。
※英語保育や英語幼稚園、インターナショナルスクールに入れる選択をした方は
家庭では親が日本語をしっかり強化している方がほとんどだと思います。2言語同時習得のための努力に頭が下がります。
でも、
親が英語を重視しすぎるなどして
豊かな日本語に触れる時間を家庭で持たない場合はどうでしょうか?
日本語がうまく育たないかもしれませんよね。
日本語で学校教育を受けるお子さんの場合、これは避けたほうがよさそうです。
時間は有限なので、
英語に時間をかけ過ぎればその分日本語の豊かな時間を過ごす時間は減ります。
実際に、家庭で英語をやる中で、日本語での時間が不十分だったというお子さんの話も聞いたことがあります。
※ツイッターとインスタでも「実はうちの子…」という話を語ってくれた親御さんが複数いらっしゃいました。(←ツイッター引用リツイートとインスタのコメントをご覧ください)
こちらの記事には別の事例を書いています。
↑にも書いていますが、
実は…
私自身、英語偏重に片足を突っ込んでいた時期があります。(反省)
このブログにたどり着いてくださった方はぜひとも回避してください…
家庭での英語、適切な量とバランス
「英語をやったら日本語がダメになるから」とバッサリ英語を切り捨ててしまうのはもったいないと思います。
弊害として様々な説がうたわれていますが、
弊害が起きる際の環境条件は極めて限定的です。
「英語を取り入れる際の適切な量」を知り、
母語とのバランスをとって進めれば、
子供は豊かな言語能力を身に着けられると考え
おうち英語をお勧めしています。
何事もバランス…
・早期英語教育のリスクはきわめて限定的
・リスクを認識したうえで最適手法でバランスを取れば大丈夫
・英語をバッサリ切り捨てるのは機会ロス
では具体的にどんな時間配分やボリュームで何をすればいいのか
詳しくおうち英語のやり方を知って安心して進めたい方はぜひ講座をご受講下さい。
(最後が宣伝になってしまいすみません、でも各家庭の状況によって適正量とバランスは違うのでブログで伝えるのは限界があります。 )
※講座でお伝えするのは、「母語が日本語の親と日本で暮らし日本語の小学校中学校教育を受けて育つ予定のご家庭」が対象のお話です。近々英語圏に永住予定、インター入学予定の方向けの内容ではありませんのでご注意ください。
講座を受けなくても、ご自身でそういった書籍を1~2冊読むだけでも、おうち英語をやる上での知識がぐんと深まると思います。母語の大切さについては、こちらの本の記述を特に参考にしています。
完全改訂版 バイリンガル教育の方法 (アルク選書) 単行本 – 2016/1/28 中島 和子 (著)
次回は、私がこれまでに出会ったバイリンガル・マルチリンガルの方のお話を書こうとおもいます。
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