子どもの英語拒否の原因と対策①エンターテイメントの与え方

お悩みマン
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「子供が英語を嫌がるようになったのですが
どうすればいいですか」

おうちえいご園辻めぐみ
おうちえいご園辻めぐみ

おうちえいご園の辻めぐみ(@eigohome)です。
子どもは小1と年中なのでまだ英語育児の道半ばでありますが、 読んだ文献の情報、 おうち英語のインストラクターとして学んだことや70件以上の相談を受けてきた経験から考えたことをまとめています。一つのご参考になれば幸いです。

子どもが英語を嫌がるようになった


おうち英語をやって行く中で

子どもが「英語いや」と言ったり

「日本語がいい」と言うのは避けられないことで

むしろごく自然なことです。

(詳細は前回の記事に書いています)

子どもから「日本語がいい」と言われたら…

ですが、「嫌い」「拒否」の域になると困りものですよね。

子どもが英語嫌いになる原因(環境の必然性)

子供が英語嫌いになる原因はいくつかあるでしょうが

今日は

「英語環境が整っていない」という事ついてお話します。

質問です

今、お子さんにとって

英語は生活に必要なものでしょうか?

おうちえいご園辻めぐみ
おうちえいご園辻めぐみ

親にとっては「将来の選択肢を広げるために」もしくは「小学校の英語学習で困らないように」必要なことだと思って英語を与えていることと思います。

ですが、お子さんにとっては・・・?

たとえば・・・

「英語が分かったらもっと楽しめる英語絵本がおうちにある」

「英語が分かったら沢山お話ができる相手がいる」

「英語が分かったらもっと楽しめる素敵な番組がある」


そういった前向きな英語習得の必要性

お子さんが感じられる環境がおうちにあるでしょうか?

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英語教育成功国:フィンランドの例から学ぶ

ここで、国民の英語教育に大成功しているフィンランドの例をお話します。

フィンランドには日本の「Eテレ」のような幼児向けチャンネルがない為、

子供たちは「英語圏の幼児向け英語番組」を日常的に観て育つそうです。

そこには

「魅力的な幼児向けのテレビ番組が見たければ、

外国語を何とか自力で理解するしかない」*

という英語習得の必然性があります。

英語拒否の対策案「英語を生活に必要なスキルにする」

フィンランドの子供にとって、

英語は「勉強の対象」ではなく生活に必要なスキルのひとつ」*なのですね。

おうちえいご園辻めぐみ
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つまり

↑このような状況のある家庭環境

とても重要です!

*言語認知発達研究の第一人者今井むつみさんの最新著書「英語独習法」から引用(P.177)

<補足>こう書くと「英語の幼児番組をバンバン見せればいいのね!」と思う方が出てくるかと思いますが、そう安易な話はありませんのでご注意ください💦

英語拒否の対策案 「日本語のエンターテイメントの影響を考える」

日本語のエンターテイメントの与え方によって、

「英語嫌」「英語いらない」となるお子さんもいます。

たまに聞くケースです。

日本の幼児向けコンテンツ質が高い物または

子供の心をよく捉えるものが多いですよね。

ここで再び、認知科学研究に基づく本「英語独習法」から引用します。


「日本語の楽しい幼児番組やビデオがたくさんあるのに、その視聴を禁止して英語の番組を押し付けたら、


子どもは英語そのものが嫌いになるだろう。

そんな最悪の事態は避けなければならない。」

今井むつみ著「英語独習法」

※これも、「じゃ~日本語の楽しい番組を見せなきゃいいのね!」という安易は話ではありません。日本語の優れた教育番組も沢山ありますし、ここは親の調整力が問われる部分ですね…。

おうち英語家庭の例

おうち英語をしている家庭の中には

「家庭内で日本語の会話と日本語の絵本は沢山読むけれど

テレビは英語だけにしている」

という方も割といらっしゃいます。

私はそれがベストの方法だとは思っていませんが、

英語の必然性が1つ確保されている、とは言えるでしょう。

実例
(うちの子どものテレビ視聴について:Eテレの教育的で良質な番組-自然科学系-をよく観ています。ですが頻度としては英語の番組視聴のほうが多く、子供はどちらかというと英語の番組を好んでみています。長男が3才の頃はトーマスの大ファンだったのでトーマスの絵本やテレビ・歌はすべて英語で与えていました。「英語が分かればトーマスがもっと楽しめる」という状況を作り出していました。
一方で、一時期YouTubeのアンパンマン人形チャンネルを見せてしまいハマったときは”アンパンマン断ち”に苦労しました(笑))

英語拒否(英語嫌い)の対策まとめ

英語は「勉強の対象」ではなく生活に必要なスキルのひとつ」*という環境を親がつくってあげることが対策の1つになります。
その際に、日本語の与え方にも工夫が必要です。

家庭に英語(英語絵本の読み聞かせ・英語の歌・英語の教育番組など>があるのが「特別」ではなく「当たり前」で、楽しく生活するのに「必要」である環境を作ることがポイントです。

おうちえいご園辻めぐみ
おうちえいご園辻めぐみ

お子さんにとって

英語が「楽しい毎日」を送るのに必要な言語になっているか、考えてみてくださいね💗

絵本本棚おうち型

そのほかの英語拒否パターン

他にも英語拒否のパターンはありますよね

また追い追い書いてみようと思います!

英語拒否の原因

① 英語の環境が整っていない (このページ)

② 与えた英語(教材・絵本・映像・教室等)が子供に合っていない

③  アウトプットや英語力を試されるのがイヤになっている

④ 子供が嫌がる事を強制している(ドリルなど)

⑤ 一時的なもの(入園、進級で日本語環境への適応が優先になっている)