「言い換える力」は国語力の要(日本語)

人になにかを伝えたい!!
分かってもらいたい!!
イメージを描いて欲しい!!

そう思った時、

瞬時に言い換えて伝えること(つまりうまく具体化または抽象化)が出来るととてもスムーズだなと感じます。

抽象化力と具体化力

勉強においては読解問題で使える力。

抽象化と具体化の練習

抽象的なことばかり言われるとイメージが沸かないし、

具体的な一例だけを言われても何をいわんとしているのか真意が分からない時がある。

そこで人は、文を書く時も人と話す時も

・「こんな事が起こりました。つまりーーーなのです。」

・「~~~なのです。具体的には(たとえば)~~~のようなことです。」

という風に言い換えをやるわけですね。

私は子どもの頃からこれをふんわり理解して、ふんわり実践して国語の問題を説いたりブログを書いたりしているわけですが、

論理的に整理して型や公式として紹介している本に出会いました。

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本

小1でも無理なくできる「言い換え練習」が紹介されています。

基本は「自分の文章力向上」「自分の読解力アップ」を目指していろんな読書、勉強をしていますがやっぱり子供にも適用して見たくなりますね…(;^ω^)

「小1でも無理なくできる・・」の文字に惹かれました。

言い換え練習(抽象化・具体化のテンプレワーク)

「トマト・にんじん・キャベツ」つまり「   」
「野菜」 たとえば   「  ・   ・   」

(引用:P85, 福嶋隆史、「本当の国語力」が驚くほど伸びる本、大和出版)

対話ゲームのような感じ。

いろんな言葉を使って食事中やドライブ中にやってみようと思っています。

言い換え練習のワンランク上の取り組みとして、具体化抽象化の段階をマトリョーシカ式に図解で示しています。例題もあります。

※詳しくはぜひ本を読んでみて下さい。

※言い換える力のほか、対比力と因果関係力についても詳しく解説しています。

著者の福嶋先生は元学校教師・現在は国語塾運営者です。

算数や体育には明確な達成目標が毎回たてられているのに、なぜ国語だけそれがないのか?

国語にも明確な目標のある学習が必要だ。

という考えには私も概ね同感です。

著者は「センスの国語」は偽物で「論理の国語」が本物だと説いており、

文中においてもふんわりした話や表現が一切ないのが気持ち良いです。

ただ、YouTubeをみて見たらかなり癖の強い方だな~と(笑)TOSSと関係が深いそうなので私はちょっと苦手ですが、国語関係の本を参考に数冊読んでいます。

↓ズバリ言うわよ、な本でした。

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