「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」のレビュー。

こんにちは、おうちえいご園へようこそ!

ママにゃーご(@eigohome)です。

「英語にお金をかけすぎず」「押しつけず」「楽しむ」おうち英語に取り組んでいます。

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「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」を読みました

「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」
副題〔わが子の語学力のために親ができること全て!]

斉藤淳著、ダイヤモンド社、2017年

を図書館で借りて読みました。(予約待ち約1年)笑

こんな方に向いています

カバー表紙の内側にはこのように書かれています。
これを読んで惹かれた方には、この本は「買い」だと思います。

”子供に英語を学ばせたい親御さんは、「英語がペラペラになってくれさえすれば、それでいい」などとは思っていないはずです。

「そんな表面的な力よりも、今後、世界のどこでも幸せに生きられる”本当の頭のよさ”を身につけてほしい!」

ーそんなまっとうな願いを持つ人にとって、

外国語の学習機会は、大人が子供に授けられる最高のプレゼントだと僕は考えています。

「本当に賢い子」に育ってほしいのならば、まずもって英語から始めてみるべきです。”

それから、この本は「将来的にはビジネスや学問で通用するレベルの英語習得」を考える親向きでした。

どんな人が書いている?

著者の斉藤氏は元衆議院議員、元イェール大学助教授。現在はJ PREPという塾を経営されています。
オールイングリッシュで教育を行う幼稚園、小学生対象のキッズクラスなども行っているそう。
お子さんをバイリンガルに育てた経験もあり。

この本の概要

ザックリいうと、子供(およそ3~18才くらいまで)の英語学習においての親の在り方、環境作りと具体的な手法が示されています。

前半が基本理論で本の後半が実践編。
英語学習で気を付けたほうがよい事、やったほうがいい事を抜け目なく網羅している本だと思います。

堅苦しい文章ではなく読み進めやすかったです。

著者が英語塾を経営しており英語に取り組む親との接点が多いことから、英語学習でありがちな誤解や間違いが多数挙げられており参考になりました。
はじめに買う1冊としてもいいと思います。

子供英語のロードマップも示されていて、この年齢ではこれにフォーカスすると最適という目安がわかりやすいです。

個人的には、今息子が5才、娘2才なので、幼児期を抜けた後のおうち英語の方向性や内容の目安を付けていくのにこの本が役に立ちました。

以下Amazonより引用

★IQ・論理力が高まり、みずから学ぶ子になる!
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★応用言語学、脳科学、教育心理学…科学的根拠(エビデンス)も豊富に掲載!
★“英語ペラペラ”だけでおわらない「学習法&環境づくり」の決定版!!

▼「10歳を過ぎたら手遅れ」ってほんとう?▼
▼なぜ「映像」が最強の学習ツールなのか?▼
▼「国語力」や「成績」もアップする教材は?▼

バイリンガルの姉弟2人を育てた元イェール大学助教授が語る、
トップクラスの人気塾で3000人超が実践したメソッド!
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◎なぜ「国語」の点数がまず上がるのか?――知性が磨かれる英語メソッド

「外国語学習の機会が、子どもの知力やIQを高める」

Amazonページには目次も出ていますのでご覧になってみてください。

以下は私が特に印象に残ったところです。

好き、を糧に

“外国語マスターには継続が不可欠で、モチベーションの維持がカギになる。動機付けを工夫することも言語習得の重要なファクター”
ということ、具体的にはどうすればいいのかが書かれています。

また、”英語のためだけの英語学習は避けるべき。ただ英語を学ぶのではなく、「英語”で”」何かの知識を学ぶほうが効率が高くなる”という話も書かれています。

これはCLIL(Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)と呼ばれ、世界中の語学授業で取り入れられている手法だそうです。

ママにゃーご

実際私も、大学ではこの手法を用いた講義を受けていました。
英語”で”、経営学、会計学、国際社会学、ロジスティクス理論を学びました。
当時は大変だなと思うことも多かったけど、1つの講義で英語も知識も同時に得られ効率的で大きなメリットがありました。

「英語漬け」だけの教育は損

子供英語では、時々「子供を英語漬けにすればしゃべれるようになる」というような安易な宣伝が聞こえてきます。

斉藤氏は、イマージョン式(英語に浸す式)の教育スタイルで得られるのは「幼稚な英語」にとどまるため、大人になっても海外の大学やビジネスで使えるかというと違う。「損」だと言います。

先日レビューを書いた「「楽しい子ども英語はなぜ身に付かないの?」で書かれていた英語を忘れる子としっかり定着する子の違いにもあるように、その子の時期が来たら読み書きの習得も取り入れていくなどしなければ、そのうち忘れてしまったり、
とても簡単な英語をきれいな発音で話せるだけ、つまり「あまり使い道のない英語」になる可能性もあるということです。

ママにゃーご

み、み、耳が痛い…。そう聞くとなんだか焦っちゃう。

こういった本を読んだり、バイリンガル成功した方のブログを読んでちょっと焦ってしまったんですが、マイペースでやっていこうと思います。

英語は日本語学習の妨げにはならない

英語を日本語と天秤にかけて考えるケースがたまにありますが、この本では

いやいやいや、待てよ~~
むしろ外国語を使うことで母語が向上するから~~!

という理論が、ソース論文も示した上で提示されています。

確かに、何事も1つしか知らない場合と、2つ知っている場合では理解の深さは違いますし、言語の場合もそのようなことらしいです。

2つの言語を使うことで「発見プロセス」が生まれ、子供の地頭はどんどんよくなっていくそうです。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが英語の早期教育を否定する神話を論破しています。

英語を子供に与える上で、日本では否定的な意見が耳に入ることもありますが、親の不安をかき消してくれる本だと思います。

ママにゃーご

時々「英語ばっかりやっていて日本語は大丈夫なの?」と聞かれたこともありますが、
この本のおかげで「大丈夫。むしろ、良いの。」って心の中で思えます。

賢い子・賢い人の持つ力とは

日本語でも外国語でも、言葉を使って頭で論理的に考えて、言葉で相手に伝え、相手の言葉に耳を傾け、そしてまた自分の考えを的確な言葉で表現する力。それが、日ごろの生活でも、大学でも、ビジネスでも本当に役にたつ力。

言語能力が人間に与える好影響の本質を探り具体的なところに徹底的に落とし込んだ本だと感じました。

子供時代にはぐくむと良い力はたくさんありますが、言語能力に関しては今後この本を参考にしていきたいと思います。

人によって合う合わないはあると思いますが、私は自分の英語に対するスタンスにはピッタリ合ったので好きです。

図書館で借りましたが、買います。

2才4ヶ月頃からおうち英会話を本格スタートしました。 なんのための英語??親が英語を与える意味。