英語力を高めたかったらこれだけは知っておきたい!「英語は日本語を超えない」

前記事「【高校英語教員に聞いてみた!①】おうち英語は大学受験英語にも有利ってほんと?」

の関連記事です。

第二言語は母語(日本語)を超えない

第二言語は母語(日本語)を超えないことが、研究で明らかになっています。

わかりやすい例で言うと、

母語である日本語で考えられない事や話せない事は英語でもできなくて当然ですよね。

英語を育てたいなら、日本語もちゃんと育てよう

もし英語教育を早くからするのであれば、


なお日本語を育てることに

意識を向けることは、

とても、とても大事です。

「その子にとって「思考の核となる言語」をしっかり育てること

私が昨年から所属している音読協会は

乳幼児向けのおうち英語を伝える中で

「日本語の大切さ」も強くつよーく発信している

数少ない団体だと思っています。

音読協会代表の本澤愛さんのブログ記事を紹介しますね。

<引用>



(前略)

なぜ英語教育だけでなく、


わざわざ日本語の絵本の読み聞かせ

を勧めているのかというと、

将来使える高い英語力を養うためには、

やはり日本語を育てるということを

甘くみてはいけないと思うからです。



「英語力を子どもに与えたい!」

「英語が話せる子どもにしたい!」

と願う親は後をたちませんが、

英語力をつけることと一緒に、

意識して育てていきたいのが、

子どもたちの母語である日本語の力です。

「子どもは言語の天才だから、

複数の言語だってなんなく覚えられる!」

「国際社会では英語がやっぱり大事!

後回しなんてできない!」

「日本語と英語の2か国ぐらいなら

難しくなんてない!」

「日本に住んでいれば、自然と日本語は

できるようになるんだから、

英語だけに集中すればいいじゃない?!」

という考え方もありますが、

望ましいのは、一つの言語、

その子にとって「思考の核となる言語」をしっかり育てること。

日本で育つごく普通のご家庭の

お子さんであれば、その言語とは「日本語」にあたります。

英語教育をするのであれば、

その日本語を豊かに育てていくことを

意識しつつ行った方が良いと私は考えています。

「乳幼児期からの英語教育をするな!」とか、

「子どもの英語教育は無駄だ!」とも思いませんが、

もし英語教育を早くからするのであれば、

なお日本語を育てることに

意識を向けることは、

とても、とても大事です。


お子さんが0~5歳の未就園児、

未就学児の時には、あまりその重要性に

気が付きにくいのですが、

小学校に入ってから

どんな親でも、日本語の大切さに

気づくことでしょう。


そして、10歳前後になると、

それまでの10年間の日本語環境が

どれだけの差を生むのかを実感するようになるはずです。


10年の差はとても大きいです。

手遅れになることもあります。

ですので、

乳幼児期からの英語教育は慎重に進めるべきです。

英語を育てたいなら、日本語もちゃんと育てよう ー2021年9月27日

全文はこちらからどうぞ

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