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こんにちは!
おうちえいご園の辻めぐみ(@eigohome)です。
・早期英語教育を受けた天才バイリンガルに出会ってきた
・早期英語教育=ダブルリミテッド直結ではない
・とはいえダブルリミテッド化したバイリンガルもいるであろう
・理想的なバイリンガルを育てるには母語・対話・読書・実体験が必須そう
様々なバイリンガルと出会ってきた
私は国際色豊かな大学に通った学生時代と
貿易商社・企業海外部門勤務時代の約10年間に
様々なバイリンガルの方と出会ってきました。
2か国語といわず、3か国語以上を操るマルチリンガルの方にも出会ってきました。
聴けば、多くの場合、幼い頃から母語のみではなく多言語の環境があったそうです。(後から学習して身につけた言語ももちろんあり)
特に印象に残っているのは、大学時代に親しくしていたフィンランド人です。
彼女は英語はもとより複数の言語を使いこなし、
日本に来てから数年でなんと日経新聞を購読していました。
「めぐみ、この言葉は政治以外ではどう使われるの?」なんて聞かれて私が慌てたこともありました。
学生時代に出会った優秀な留学生(バイリンガル・マルチリンガル)は国内外のそうそうたる企業に就職して行きました。
その後その企業で登り詰めている人もいれば、起業家として大活躍している人もいます。(Facebookでつながり中)
社会人時代は、
インド系、中国系のバイリンガル・マルチリンガルに遭遇。
「こりゃ凄いやり手…。並の日本人じゃかなわない…」というビジネスパーソンに何人も出会いました。
欧州やアメリカが相手の交渉事で、
そのアジア系やり手バイリンガル・マルチリンガルがライバル社にいたらまず仕事が取れないっていうね…。直接交渉の場がないケース(オンライン上でのやり取りのみ)ですらそうでした。
彼らは本当にたぐいまれなる逸材でした。
彼らと話すたびに、「天才か!」と言いたくなった…
「早期英語教育反対説」!?
そんな人々と出会ってきた私が
初めて「早期英語教育反対説」を知ったときの感想は、
「そんなアホな!!幼い頃から多彩な言語環境に育ち、思考力も仕事の力も素晴らしく豊かな人を私は何人も知っている!!」でした。
ただし、
冷静になってよく考えてみると
私が出会ってきたのは、日本に特待で留学中の人や国際ビジネスの第一線で活躍中の人でしたので、
私が知らないだけで「ダブルリミテッドになってしまった悲しいバイリンガル」の方も世界にはいるのでしょう。
早期英語教育→ダブルリミテッド直結ではない
乳児期から外国語のある環境で育った、
早期外国語教育を受けた = 必ずダブルリミテッド
ではないことを私は身をもって知っています。
私が出会ってきたバイリンガルにはハイレベルな「論理的思考力」が備わっていました。
だから自分の子供達には、幼いうちから英語を与えました。
過去に素晴らしいバイリンガルの人々との出会いがなければ
私は「英語は日本語の発達に悪影響!」と考えて、おうち英語をやっていなかったかもしれません。
実際に7年間おうち英語を子供に与えて来て、
「やってきて良かった」というのが7年目の本当の気持ちです。
(英語力だけでなく総合的に良かった)
やりすぎてしまえばダブルリミテッドのリスクはあるので常々気を付けています(過去にはやりすぎた時期も…)
母語大事。
英語をやっていなくても日本語がヤバい人
本題から話がそれますが…
乳幼児期から英語をしていなくても、
日本語が怪しい人や深い思考が苦手な人ってけっこういませんかね…?
大口叩いているけど私も自分自身が思考力が高い、能力が高いとは思ってないですよ…
大人になっても日本語がヤバい人は
幼い頃から言語環境が豊かではなく
読書量も少なかったかもしれません。
やっぱりこれかなって思う
さまざまな教育の本において
共通して言われていることがあります。
対話・読書・実体験が必須
私が出会ってきた素晴らしいバイリンガル/マルチリンガルの人々は
きっと周りの人とたくさんの対話を積み重ねてきたのでしょう。
でなければあんなに上手く話したり交渉したりできるわけがない
論文をパッと読んで自分のモノするのは 読書習慣が当たり前にあるからでしょう。自分の頭の中をサッと整理してプレゼンやレポートに落とし込めるのは、論理的で説得力のある文章を書く技術を初~高等教育で身に着けてきたからでしょう。
そして何よりも実体験を沢山積み重ねてきたのでしょう。
彼らがどんな幼児教育を受けて育ったのか、どんな高等教育を受けて能力を強化していったのかは私が今もずっと探求している事の1つです。
おうち英語を続ける傍らで
対話・読書・実体験を
言語関係なくやり続けて行きたいと思います。
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