おうちえいご園へようこそ!
これからゆる~く英語教育を始めてみたい、という方から
「一体なにから始めたらいいのか分からない!」という質問を頂くことがあります。
0円からスタート、おうちで簡単に始められる方法を書きました。
目次
おうち英語のコツはただ1つ。
とにかく1日も早く始めること、
そして楽しむことだと思ってます。
おうち英語は教室ではありませんし決められた時間枠もありません。
強制力がゼロなんです。
だから「やる気」がないと出来ません。
やる気を持って、維持するのに一番必要なのは
「楽しい」「もっとやりたい」という気持ち。
これは英語に限ったことではないですが、
そういった「感覚」を大切にすると、絶対挫折せずに続きます。
※楽しいことに執着せずに、バイリンガル環境を作ることに重点を置く方法もあり、それはそれで効果はあると思うのですが、私個人としては英語に楽しみを見出す方法が気持ち的にやりやすいです。
手始めに簡単に出来ること5選
家にいてすぐ取り掛かれること、無料で始められることをまず集めました。
自分が「楽しい!」と思う方法を見つけるのが一番だと思うのでここに挙げたものはあくまでも例として読んで下さい。
1. 英語のYouTubeを子どもと一緒に観てみる
英語の子供向け番組を一緒に観て感触をチェックしてみましょう。
YouTubeはスマホではなくテレビ画面に映してみるのがオススメです。
こちらのページに、おすすめの安心な子供向けチャンネルを掲載しています。
2. 英語の音楽を聴きまくってみる
英語のCD付絵本が図書館にあることもあるし、書店でも沢山売っていますね。
一番手軽なのは、YouTubeで子供向けの英語曲が1時間つまった動画があるので、とりあえずスマホで音だけ流して画面はふせて、聴かせてみる。
何度か聞くうちに子供が覚えて口ずさんだりするかもしれません。
覚えやすい歌のYouTubeリンク:Twinkle twinkle little star(60分曲集), If you’re happy
3. 英語の絵本を図書館で借りて読んでみる
出来るだけ定番の絵本の中から自分か子供が「これイイ!好き!」と思うものを借りる。
定番を借りる理由は、お手本に出来る読み聴かせ動画が沢山落ちてるからです。
本のタイトル+Read aloudと検索すれば出てきます。
私のおすすめの絵本は後日UP予定ですが、
ネット検索でもザクザク情報はあるので調べてみてください。
英語の絵本、というか外国の絵本、可愛いです…うっとり…

うちの英語絵本の一部
4. 親向けの英語育児本をまず1冊読む
私は自由に楽しむおうち英語をうたっていますが、
やみくもに自己流でやったわけではないですよ…笑)
英語育児本も読んでいます。
英語育児の本は、やり方が本当に様々で「相性」があります。
立ち読みしてみて「自分に合いそう」と思うものを借りる・買う。
モチベーションを上げてくれるようなバイブルが1冊あると違います。
私はこちらの本との出会いでモチベーションがグンと上がり、おうち英語を本格始動するきっかけになりました。この本は英会話講師をしていた著者が、英語絵本の多読を中心におうち英語で子供たちがペラペラになったという成功ストーリーです。
その後いろんな英語育児本を読み、この本が一番優れている、とは正直思っていませんが、おうち英語を本格始動するきっかけになった大切な1冊です。あなたの1冊を見つけましょう!
おうちえいご園ではいろんな英語育児本をレビューしていきたいと思っています。
5.英語教材サンプルを吟味してみる
英語教材の無料サンプル、いいですよ。
しばらくはそれで子供が遊んでくれますから(*’ω’*)
DVDも0才児1才児なら半年くらいはもちそうです。
子供向けの可愛いキャラもの、おまけにもらえるアイテムも可愛くて、ポストに届いたのを見つけたときは親が「きゃっきゃっ」です。

ディズニー英語システムのサンプルに入ってた歌詞の冊子

World Wide Kidsのサンプル絵本冊子や紙おもちゃ
はい、肝心のところですが、英語教材の資料請求をすると「うちの教材はこういう素晴らしい方法で子供に英語をマスターさせています」と分かりやすくやり方を映像や資料で公開してくれます。
そのメソッド解説というのがすごい刺激になります!!言い方悪いですが私はサンプルDVDからおうち英語の手法を盗んで取り組んでいます。
教材を買わなくても、「こういう絵本や音楽がいいのだな」「こういう語りかけがいいのだな」「そういう裏付けデータがあるんだやる気でた」「あれとこれをこう連動するのね」「親がネイティブじゃなくても英語が話せるようになるんだ!」という情報が目と耳から入ってくることで、おうち英語感覚がすっとはいりました。
0円から出来るおうち英語のスタート例
分かりやすい例を出したいと思います。
田中さんは「動物」が大好きな娘あおいちゃんに”Brown Bear Brown Bear, What do you see?”という英語の絵本を図書館でみつけて借りてきました。
単調な繰り返し英語の絵本だったので自分でも読み聞かせ出来そうでしたが、
YouTubeで”Brown bear what do you see Read aloud”(訳:本の名前 + 「読み聞かせ」)と入力し検索して出てきたこの動画を観て練習しました。
その後、この絵本をメロディに乗せた歌もあることを知り、子どもと一緒にYouTubeで聴いて覚えました。
そのうちあおいちゃんは”Bear””Monkey”などの単語を覚えました。
ある日クマがテレビに映ると、”Brown Bear”のような言葉を出したので田中さんクマのぬいぐるみを買いました。
以後、田中さんはそのクマさんを使って、クマが話している風に装って英語で語りかけました。
語りかける言葉はその都度、スマホ検索したり、普段から英語育児の本やサイトでチェックしていました。
いろいろ検索してると茶色のクマが英語の歌に合わせて動作をする動画をYouTubeで見つけ、あおいちゃんは”Turn Around”(周る)や”Touch”(触る)などの動詞も体で覚えていきました。お気に入りのクマちゃん(になりきってる田中さん)と一緒に踊って楽しく遊びました。
そんなこんなで英語の有名なあの歌、”Head Shoulders Knees and Toes”(頭肩ひざポンのような歌)もあおいちゃんはすぐに覚えて楽しく体を動かすようになりました。同時進行で他にも興味のある英語絵本や歌に親しみ、その頃には50語以上の英単語を理解していました。
2才になった頃のある休日、水族館に行き海の生き物が大好きになったあおいちゃん、海の生き物の無料英語教材を探してみたらびっくりするほど沢山ありました。
それを使って遊んだら”Shark”(鮫)という単語を覚えました。詳細記事こちら
好きなことと絡めてネタを提供するとどんどんスポンジのように吸収していきます。
同じく無料オンライン教材の動物のカードを使って一緒に好きな動物の名前を英語で呼んで遊んだり
テレビを見るだけじゃなく、親子英会話だけの時間も沢山楽しみました。これを使って↓
あおいちゃんがおままごとにドはまりしたときは、おもちゃのご飯を食べながら「おいしいな~」「おかわりちょうだい~」「もうお腹いっぱい~」と田中さんは毎度毎度繰り返し言って遊んでいました。
「これを英語で毎回言っていたらどうなる?
あおいはすぐに覚えるだろう」
と思った田中さんは、英語の言い方を自分で調べて、例のくまの人形を使って英語でおままごとをやってみました。
するとあおいちゃんは本当に英語のフレーズを覚えて使うようになりました。
こうしてあおいちゃんの興味の広がりとともに英語力も上がっていきました。
あおいちゃんが喜ぶので田中さんにとって英語のオンラインコンテンツを見つける作業は全く苦ではなく、むしろ楽しんで進められました。
1つおもしろい英語コンテンツや教材を見つけると、芋づる方式にどんどん好きなもの、楽しいことが増えていき、「英語あそび」が日常生活の一部になりました。
気が付くと田中さん自身の英語力もグンと伸びていました。
コツは楽しむこと。
「親子とも好きなものをやる」
そして、
「好きつながりでいろんなコンテンツをからめる、連動させること」です。
以上、英語手始めスタート編でした。
田中さん、というかほぼ私のストーリーなのですが^^
4年間毎日必ず英語をしていたわけでなく、体調崩したり気乗りしない時期はやっていません。気が向いたとき、楽しいコンテンツに出会った時のわくわくを大切に、英語と付き合ってきました。
おうち英語のキッカケを作り自分を追い込む
私がおうち英語にはまるきっかけとなる出来事は2つあります。
1つは、上記で書いた「赤ちゃんからの英語レッスン」という本。
もう1つは、ディズニー英語システムとの出会い。
周りのママ友から話を聞いて知ったディズニー英語(DWE)。
モールで声をかけられてなんとなく取ってみたお試し教材に入っていたDVDを観て衝撃。
え~日本に住んでいて親が英語まったく話せなくても子どもがこんなにペラペラになるの??うっそ~ん??
でもこのやり方(母国語方式)なら本当にネイティブの子供が英語を習得するときのように英語を覚え話せるようになりそうだと腑に落ちるものがあった。多くの本で読んだ英語の習得方法にも通じるものがありました。
DWEは喉から手が出る程欲しかったけどお値段がネックで正規購入は留まりました。
そして中古教材を活用しながらDWEのやり方を真似ていますが、思いのほか手ごたえを感じ、このブログを立ち上げました。
もしあなたが「自分も英語をやりたい!好き!」という人なら、中古はアリだと思います。
こちらの記事に現在4才の息子が英語を話しながらお絵かきしている様子の動画や、中古DWEで使用している教材を載せています。
このブログが、多くの日本人家庭の「外国語を取り入れるきっかけ」になれば幸いです。
*おうち英語の注意点*
*英語の絵本読み聞かせ中には日本語を使わない。普段日本語で生活している中で「ほら、Bearがだよ!」「Sunny dayだね~」などとルー語で語りかけしない。
*英語を日本語に直して言い直したり、その逆をして「教えよう」と頑張らなくていい。
*親子英会話中に日本語で返されても、サラッと英語で言い直してあげる。
バイリンガル英語の注意点はいろんな本で読みましたがどれも共通して上記のようななことが書かれていました。アメリカ人タレント・ジャニカさんのブログ記事のこちらが一番わかりやすかったですので一度目を通されてみてください。
*田中さんが話す言語の使い分けを子供に分かりやすくするために上記の例ではクマのぬいぐるみを利用。
*YouTubeの動画は必ず親が内容を確認してから見せる。YouTube詳しい注意点はこちら(必ずお読みください)
お読み頂きありがとうございました!